7/27/2013

4連敗。

夜に囲碁を打つとその後眠れなくなってしまうので避けていたのだが、土曜の夜に消化していかないと大会の対局を全てこなすのは不可能なので、対局することにした。

第二十七期 2ch杯碁逝戦4回戦(対KagaAiさん[3k]、互先、白)


白番だったのでトーチカにしたら、互いに大模様を張る碁になった。このような碁はあまり打ったことがなく、ちょっと苦手。それでも、前回の反省を踏まえ、とにかく薄くならないことを心がけて打った。


対局後の検討で一番熱が入ったのがこの場面。黒の形を崩そうと考えて打った手だったが、どうやら無理だったようだ。有段者の方によると、ここでは白1と左辺を地にしながら中の黒石にプレッシャーをかけて、黒2と形を整えさせて、白3とカカるくらいで良い勝負らしい。

白1は実戦でも打とうかなと思ったのだが、厚みを囲う手なんじゃないかと考えてやめた。だが、この場合は中の黒石を攻めることにもなるので、悪い手ではなかったようだ。

実戦ではこの後、黒に左辺になだれ込まれてしまい、だいぶ損をしてしまった。


左辺での戦いの余波で中央の白石を逃げる展開になり苦しかったが、黒模様だった下辺を上手く白地にすることができて、ここでは白が優勢だと思っていた。だが、右辺の黒が思ったよりも大きく、実際には互角のようだ。


ここで敗着を打ってしまった。

この後黒1アタリから符号順に白6までとなることは読んでいたが、3、5に黒石が来ても左上は大丈夫だと勘違いしていた。


全然大丈夫じゃなかった・・・。orz

ここで15目くらい損をして、負けが決定した。

棋譜再生

前の図では白C13ハネダシではなく、5にコスむくらいだった。それならまだまだ細かかったようだ。

「無理手を打たない」と自分に言い聞かせて我慢したおかげで良い勝負ができていたが、最後に読みの力不足でダメにしてしまった。

これで碁逝戦は4戦全敗。勝つことではなく楽しむことを目標にしてはいるが、さすがに1つも勝てないのはへこむ・・・。

7/19/2013

トーチカ

妻が娘を置いて友人の家に遊びに行っている間に、娘が昼寝をしてくれた。これは対局のチャ~ンス!ってことでKGSをのぞいてみたら、sosu2さんがいた。昼間は誰もいないかもしれないと思っていたから、一人でもいてくれてありがたかった。

第二十七期 2ch杯碁逝戦3回戦(対sosu2さん[2k?]、互先、白)


白番になったので、トーチカにした。

トーチカだと石が偏っているので、どうしても地で遅れている気がしてしまい、焦ってしまう。



右下のワカレで、本来ならAにカケツいで一段落だということはわかっていたが、黒に先手を取られるのが嫌で傷を放置して右上カカリにいってしまった。


上辺の競り合いでも、ちょっとでも遅れてはいけないと考えて無理をしてしまい、傷を作ってしまった。白6でAと守るか、白8でBと形を整えるべきだった。


そして左下でも、ちょっとでも得をしようと2間にヒラいてしまった。この直後に黒から薄みを衝かれてしまうことになった。ここではAと控え目にヒラくか、Bとじっと伸びておくべきだった。


そして致命的なミスがここ。要石を打って返しで取られてしまった。白1では3とコスもうかとも考えたのだが、少しでも左下の黒の一団にプレッシャーをかけようとして欲張ってしまった。それにしても、打って返しが見えないとは情けない・・・。

この後は上辺と右下の傷をとがめられてボロボロにされてしまい、囲碁にならなかった。

棋譜再生

実力に差があるとしても、ちょっと酷過ぎた。大会の棋譜を汚してしまい、申し訳ない気持ち。次からはもうちょっとましな碁を打ちたい。

でも、トーチカは打っていて充分楽しかった。これからも使おう。対局も順調に消化してるし、大会としてはなかなか順調な進行なのではないか。

7/13/2013

Viva Yuta Iyama!!

Yuta Iyama who is the most popular professional igo player in Japan, won first place in an international championship!!!!!

A little while ago from it, two Japanese igo players (one was Iyama) made it to the quarterfinal in another international tournament.

It is out of common that Japanese igo players play active roles in international tournaments now a days. Only Chinese players and Korea players have made big scenes for over 10 years.

I'm so glad that Japanese players came up big!!

7/06/2013

アポロ

妻が娘を連れて同僚のパーティーに出かけて行った。これは対局する絶好のチャンス!ってことで相手を探したところ、運よく同じCリーグのAzuCatさんがいたので早速対局。

第二十七期 2ch杯碁逝戦2回戦(対AzuCatさん[3k]、互先、黒)
 
ハレー彗星の次に相手に邪魔されそうなアポロでいくことにした。


すんなりとアポロ完成。

この後、右上でちょっとしくじり相手に貫かれる形になってしまったが、勝負はまだまだこれから。ってところで、左上で大失敗してしまった。


白からノゾかれたところ、素直につなぐのが悔しくて反発したくなってしまった。パッと見で悪そうだけど、黒Aに白1ワリコミから順に6までで、よくわからないけどなんとかなるんじゃないかと思ってしまった。


結果、なんともならなかった・・・。orz

単に弱い石をたくさん作ってしまっただけ。これで劣勢になってしまった。

その後、アポロを活かして中央を大きくまとめれば勝負になるかも、というところまで挽回したが、そこでまたミスが出てしまった。



白1と中央への進出を狙われたところで、手拍子で黒2押さえと受けてしまった。そこから7まではちょっと考えればわかる進行。黒2では3にノビていれば、白の進出を止められたのではないか。ちゃんと読まなきゃダメだね。

これで敗勢になってしまった。


中央下側は上手く囲めたものの、左上に手を入れられてしまった。ここは黒から打っても先手になりそうなところ。どこかのタイミングで先に打っておいた方が良かった。これで左上に手が無くなってしまい、いよいよ逆転が難しくなった。


普通にヨセても勝てないと判断して、勝負手を打ってみた。万が一右辺の白を殺せれば逆転だ。


結局コウになり、ここであきらめてしまった。コウで黒が勝っても、□と△の攻め合いは白の一手勝ちだと思っていたのだ。

が、今見てみると黒が一手勝っている。コウ材は白の方が多そうだが、このコウに負けたら終わりなのだから、ここは無理してでもコウを争うべきだった。

棋譜再生

序盤で成算も無いのに無理な手を打ったせいで流れをおかしくしてしまい、以降はずっと苦しい展開だった。結局そのまま土俵を割ることになり、残念。

しかし、アポロはハレー彗星ほどワクワクしなかった。ちょっと変わってはいるけれど、それほど変な形ではないからかな。普通の布石とそれほど感覚が違わなかった。大会ではもう使わないかな。