ハレー彗星

始まりました第27期碁逝戦。

珍しく娘が早くに寝てくれたのでKGSをのぞいてみたところ、同じCリーグのnakedjazzさんがいた。早速対戦を申し込んでみたところ、こころよく承諾してくれた。

さあ、宴の始まりだ！

第二十七期　2ch杯碁逝戦1回戦（対nakedjazzさん[2k]、互先、黒）

黒番を引いたので、前回ブログに書いた3つの布石のうち邪魔されて最も成立が難しそうなハレー彗星を選んだ。今回邪魔されても、まだ打つチャンスは巡ってくるだろうと。

邪魔してこなかったので、ハレー彗星成立。左辺か右辺で広く構えて、相手が入ってきたら攻め立てようと考えてたら、早速右辺に突入してきたので、予定どおり迎撃。

その結果、望外の戦果を上げることができた。

この時点では、「相当いけるかも」と考えていた。

観戦していた皆さんも、この時点では黒優勢と考えていたようだ。が、ここで痛恨の失着を打ってしまった。

黒O4のぞき。厚みを地にしにいった手。

局後の検討でも皆さんから指摘されたが、改めて振り返っても恥ずかしいくらい酷い。せっかく作った厚みが何の役にも立っていない。ここは右下の白を全滅させるくらいのつもりで攻めるべきだった。

実戦でもAと深く入る手はちらりと考えたのだが、ほとんど読まずに地にする手を選んでしまった。これほどの厚みの成果が、たった10目程度の地では、釣り合いが取れていないのは明らかだ。ここで形勢はほとんど五分に戻ってしまった。

この後、左下隅に手を付けていったところで、白D14ツケと左辺に圧力をかけられた。

普通なら黒D13とハネて左辺をふくらませるところ。しかし、言いなりになるのが不満だったので、左辺は手を抜いて黒F3カカリと無理矢理左下を攻めにいった。が、これが無理だった。

白F4ツケに更に踏み込む黒D3ツケ。とにかく左下に圧力をかけなければいけないという考えにとらわれていた。

左辺で損をした分を取り返そうと成算が無いまま下辺の戦いに突入し、△の種石を取られて万事休す。

棋譜再生

せっかく序盤で磐石の厚みを作ったのに、全く活かせなかった。厚みは囲ってはいけないとよく言うけれど、つい囲いたくなるんだよねぇ。酷い碁にしてしまった。

局後の検討でハレー彗星は成功していたと皆さんから言ってもらえたことが、せめてもの慰めだった。

まぁ、しかし、大会開始2日目で1局目が打てたし、「楽しむ」 という目標も充分に果たせた。ハレー彗星は初めてだったが、打っていてワクワクした。負けはしたけど、順調な（？）滑り出しと言えるかな。

ペイシューさんと手合わせできた！

碁逝戦のリーグ分けも終わって、ひょっとしたら早朝からやってる人がいるかもしれないと思い覗いてみたところ、碁逝戦の人はいなかったが、ペイシューさんが打っていた。終盤だったので軽く観戦することにしたら、終局後になんと対局に誘われてしまった！！

KGSで打つようになってから、いつかはペイシューさんと対戦してみたいと思っていたが、考えもしなかったタイミングでそのチャンスが巡って来た。一も二も無く承諾し、手合わせしてもらった。

KGS第136局（対Peitthewさん[3k]、互先、白）

白番だったので、碁逝戦でも使おうと思っていたトーチカを思い切って繰り出した。

が、ここで地を欲張ってしまった。トーチカなのだから、左辺をめいっぱい広げるのがとにかく急がれるところだった。上辺は地としては大きいが、大局的には小さい。この後、ペイシューさんに左辺を打たれ、早くも劣勢になってしまった。

無理矢理左辺を荒らしに行ったら、 △も□も取られ、既に敗勢。

何とかならないかと考えてたら、ペイシューさんが上辺を欲張ってきてくれた。チャンス到来！大きく取れれば逆転できるかも。

が、コウで失敗してあえなく終了。ここでコウをついでAとBのキリを見合いにしていたら、相当良い勝負になっていたはず。残念。

棋譜再生

折角のペイシューさんとの手合わせだったのに、序盤でダメな展開にしてしまって残念。せめて数え碁にはしたかった・・・。

でも、まぁまぁちゃんとした碁になっていたのは嬉しい。ブログを読み始めた頃は雲の上の人だったのに、今では互先で打てるくらいになったんだなぁ。感慨深い。

しかし、碁逝戦は3kで登録したのに、この1敗で
1回も対局することなく4kになってしまった。orz
ランク詐称と言われそう。

I'm gonna challenge some irregular openings.

I entered a tournament of igo. It's taken place from 14th June to 15th July.

I may not play all games, because I'm busy for working and family duties. That's why, my purposes in the tournament are to play as many games as I can and to enjoy every game.

I have an idea to enjoy games. I'll try some irregular openings.

If I take black, I'm gonna play "Southern Cross",

"Apollo"

or "Halley Comet".

If I take white, I'll play "Pillbox encrosure".

Of course, I don't know the memorized sequence after the openings. I think the opponents don't know the sequence also.

It must be exiting game!

石の方向

ランクが分不相応なことになっているためか、全然勝てない・・・。前に書いたように、最近は満足に勉強できる時間も無いため、しばらくは我慢の状況が続きそう。

KGS第133局（対1k、定先、黒）

最近は、終わってから検討してみると、序盤で石の方向を間違えたことが敗因であることが多い。

白1とコスまれて、右辺の黒1子をハサまれたらやばいと考え、黒2コスミと受けたところ。この後、この白が中央に出て行くことを許してしまい、苦しくなってしまった。その後は非勢を何とかしようと暴れ続け、実を結ぶことができずに投了。

棋譜再生

黒2では、黒Aとケイマして白の頭を押さえるべきだった。右辺の黒1子はハサまれてもすぐに死ぬような弱い石ではないので、慌てて守る必要はなかった。


KGS第134局（対1k、定先、黒）

これもそう。

右上に壁っぽいものができたので、右辺を大事にしようと考えたまでは良かったが、いつもの癖で黒1カカリまで欲張ってしまった。白2とハサまれて、何も考えずに黒3とトんだら、白4とヒラかれて、右上の厚みの意味がなくなってしまった。

やっぱりこの後、非勢を挽回しようと無理気味に打っていき、結局破綻して投了。

棋譜再生


黒1でAくらいにヒラくか、黒3でやっぱりAくらいにハサミ返すべきだった。

今回のように、ヒラくべきところでカカリまで行ってしまい、相手にハサまれて後悔するということが非常に多い。毎回反省して、今度は注意しようと考えるのだが、いざその場面が来ると、何も考えずにカカってしまう。完全に癖になってる・・・。

天狗の鼻を折られる。

いい気になっていました。誤ります。済みませんでした。

KGS第131局（対1k、互先、白）

定石を外され、かなり迷った。Aに押さえるとBと切られて困りそう。かと言って、BやCのツギだと黒に一方的に得されていそう。ということで、実戦はDとぶつかっていった。

その結果がこれ。

要石を取られ、 白は△と□の弱い石を2つ作ってしまった。途中で少し欲張ってしまい、上手く咎められたとはいえ、これは酷過ぎる。

その後も、・・・

△を取られ、

左下隅を取られ、

左上隅を荒らされたところで投了。

棋譜再生

いいようにやられてしまった。力の差を痛感させられた。

そもそも、都合が悪かった人やサンドバッカーに勝ち逃げされたせいで不当にランクが上がっていただけで、本来はもっともっと下のランクのはずだったのだ。

そのことはわかっていたつもりだったのに、「1k?」とか表示されていると、ちょっとその気になってしまっていた。

ブログでも生意気なことを書いてしまい、恥ずかしい・・・。

これからは心を入れ替えます。申し訳ございませんでした。