6/29/2013

ハレー彗星

始まりました第27期碁逝戦

珍しく娘が早くに寝てくれたのでKGSをのぞいてみたところ、同じCリーグのnakedjazzさんがいた。早速対戦を申し込んでみたところ、こころよく承諾してくれた。

さあ、宴の始まりだ!

第二十七期 2ch杯碁逝戦1回戦(対nakedjazzさん[2k]、互先、黒)

黒番を引いたので、前回ブログに書いた3つの布石のうち邪魔されて最も成立が難しそうなハレー彗星を選んだ。今回邪魔されても、まだ打つチャンスは巡ってくるだろうと。


邪魔してこなかったので、ハレー彗星成立。左辺か右辺で広く構えて、相手が入ってきたら攻め立てようと考えてたら、早速右辺に突入してきたので、予定どおり迎撃。

その結果、望外の戦果を上げることができた。


この時点では、「相当いけるかも」と考えていた。

観戦していた皆さんも、この時点では黒優勢と考えていたようだ。が、ここで痛恨の失着を打ってしまった。


黒O4のぞき。厚みを地にしにいった手。

局後の検討でも皆さんから指摘されたが、改めて振り返っても恥ずかしいくらい酷い。せっかく作った厚みが何の役にも立っていない。ここは右下の白を全滅させるくらいのつもりで攻めるべきだった。

実戦でもAと深く入る手はちらりと考えたのだが、ほとんど読まずに地にする手を選んでしまった。これほどの厚みの成果が、たった10目程度の地では、釣り合いが取れていないのは明らかだ。ここで形勢はほとんど五分に戻ってしまった。

この後、左下隅に手を付けていったところで、白D14ツケと左辺に圧力をかけられた。



普通なら黒D13とハネて左辺をふくらませるところ。しかし、言いなりになるのが不満だったので、左辺は手を抜いて黒F3カカリと無理矢理左下を攻めにいった。が、これが無理だった。

白F4ツケに更に踏み込む黒D3ツケ。とにかく左下に圧力をかけなければいけないという考えにとらわれていた。


左辺で損をした分を取り返そうと成算が無いまま下辺の戦いに突入し、△の種石を取られて万事休す。

棋譜再生

せっかく序盤で磐石の厚みを作ったのに、全く活かせなかった。厚みは囲ってはいけないとよく言うけれど、つい囲いたくなるんだよねぇ。酷い碁にしてしまった。

局後の検討でハレー彗星は成功していたと皆さんから言ってもらえたことが、せめてもの慰めだった。

まぁ、しかし、大会開始2日目で1局目が打てたし、「楽しむ」 という目標も充分に果たせた。ハレー彗星は初めてだったが、打っていてワクワクした。負けはしたけど、順調な(?)滑り出しと言えるかな。

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