8/04/2013

サザンクロス・・・失敗

大会も後2回の週末を残すのみとなり、目標である全局消化のためには1回の週末に1局確実に対戦する必要がある状況となった。

が、同じCリーグのmysteryさんとkurumaさんの姿は1度も見たことが無い。kurumaさんは1局打ったようだがそれ以降対局が無く、mysteryさんにいたっては、未だに1局も打っていない。

これは2局残して全敗で終わってしまうのかなと思っていたら、mysteryさんを発見。このチャンスを逃してなるものかと速攻で対戦を申し込み、自分の苦手な夜中にもかかわらず対局することになった。

第二十七期 2ch杯碁逝戦5回戦(対mysteryさん[3k]、互先、黒)

mysteryさんはハレー彗星の使い手だということがわかっていたので、私が黒番になったらどの布石にしようか迷っていた。慣れていないハレー彗星で挑むのも失礼になる(勝負にならない)かもしれないし、あえてハレー彗星をぶつけてみたい気もする。

あれこれ悩んだ結果、サザンクロスでいくことにした。


が、4手目で中央にツケられ、サザンクロスにはならず。この後、中央でキリ合い、互いにノビ合ったところで、私はまだサザンクロスにできるかもとこだわってしまった。


中央が急場になるという感覚がなく、のんびりサザンクロスにしよ~とか考えていたら、黒1白2で既に△の黒石が苦しい状況になってしまった。黒1ではAくらいに白石を攻めつつ、黒石を強化するべきだった。

慌てて手を読み始めたが、逃げても攻められて苦しくなる展開しか見えない。でも、この時点で中央を取られるのは負けに等しい。しかたなく逃げることにしたが、案の定不利な状況に。


なんとか形にはした。が、私は黒5でこの大石は活きだと考えていた。なんとなく眼が怪しい気もするが、たぶん大丈夫だろうと考え、先手で活きれたことに喜んでいた。

実際は活きていないことがこの後判明するのだが、黒1ではAカケツギで眼形を確保しておくべきだった。


下辺の黒が活きていると考えていたので、中央左上の白を厳しく攻めにいったのだが、下辺の黒があっさり返り討ちにあってしまった。はっきり言ってこの時点で勝負はついている。投了しようと半ば本気で考えたが、折角の大会を短手数で終わらせるのは忍びなく、続きを打つことにした。


白が右上を受け間違ってくれたおかげで△をごっそり取ることができ、だいぶ追いついたかなと考えていた。が、実際はまだ大差だったようだ。


右上も左下も荒らせたので勝負になっているかもと思っていた(本当はずっと大差のまま)が、ここで左上を殺されてしまった。白に打たれるまで、ここは完全に活きていると考えていた。これで投了。

棋譜再生

基本死活ができていない。まだまだ初級者だなぁ。でも、この対局は始めから終わりまで戦いの連続で、もの凄くワクワクした。打っていてこんなに楽しかった対戦も珍しい。変則布石はしばらくやめられそうもない。

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